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海外で交通違反の切符を切られたら

生活上のトラブルなどに対して、法律的な解決を図るなら、法的手続きが正しいかどうかが問題となります。
例えば、交通違反をした場合、警察官は違反切符を発行します。
その際に警察官は必要事項を現場で全て記入する必要があります。
その中には日付は勿論、場所や違反事項、そして罰金額の詳細等について記載項目があります。
仮に一つでも記入漏れがあれば、それは無効となり法的な判断の前に破棄されます。
このことは法律国家であれば、世界共通の認識事項です。
海外では法律に無知な警官が少なくなく、特に地方の警官は無闇に違反切符を切ろうとします。
そうした切符の多くは裁判所で無効として扱われており、ある意味税金の無駄遣いな面があります。
但し、警察官がいいかげんに切った違反切符であっても、違反した当事者が裁判所で抗弁しなければ違反扱いされます。
事実、殆どのケースにおいて、違反切符を切られた人は、罰金を払っているわけです。
もし、海外でクルマのトラブルに遭遇したら、警察官の記す違反切符を確かめることをススメます。

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